●南無妙法蓮華経:お題目。妙法蓮華経に帰依するという意味。
●釈迦牟尼仏:お釈迦さま。仏教の祖。
●多宝仏:釈尊の説いた教えが正しいと証明した仏。
●上行、無辺行、浄行、安立行菩薩:末法の世に法華経を弘める使命を持つ四菩薩。
●文殊師利菩薩:釈迦如来の脇侍を務める菩薩。智慧を司る。
●普賢菩薩:釈迦如来の脇侍を務める菩薩。行を司る。
●弥勒菩薩:釈迦牟尼仏の次に現れる未来仏。
●薬王菩薩:弟の薬上菩薩と共に釈迦如来の脇侍を務める場合もある。
●大迦葉:釈迦十大弟子の一人。釈迦教団の後継者。結集の座長。
●舎利弗:釈迦十大弟子の一人。智慧第一と称される。目連と共に二大弟子とも呼ばれる。
●梵天王:仏教の守護神。釈迦の悟りを衆生に弘めるよう勧めた。
●釈提桓因:仏教の守護神。帝釈天。梵天と並び仏教の二大護法善神。
●第六天魔王:波旬(悪魔)。法華経の強信者の祈りは魔王も味方する。
●日天:太陽を神格化した神。十二天の一尊。
●月天:月を神格化した神。十二天の一尊。
●明星天子:金星の神。大聖人佐渡流罪のおり、宿泊された屋敷に降臨された。
●提婆達多:釈迦の弟子でありながら五逆罪を犯し、生きながら無間地獄に落ちた。
●阿修羅:仏教の守護神。六道のひとつ修羅道の主。
●転輪聖王:古代インドの思想における理想的な王を指す概念。
●阿闍世大王:父王を殺害して王位を得た王だが、後に仏教に帰依。大いに外護した。
●大龍王:天竜八部衆に所属する竜族の八王。
●鬼子母神:元は人の子を喰う鬼だが、釈迦に諭され、護法の善神となった。
●十羅刹女:天部における10人の女性の鬼神。鬼子母神と共に法華経の諸天善神である。
●天照大神:日本神話に登場する神。皇室の祖神で、日本国民の総氏神ともされる。
●八幡大菩薩:古くは農耕神、後に武神の色を強める。国家的神格。
●龍樹菩薩:インド仏教の僧。大乗仏教中観派の祖であり、日本では、八宗の祖師と称される。
●妙楽大師:中国・唐代の天台宗の僧侶。天台宗の第6祖。
●天台大師:中国の南北朝時代から隋にかけての僧侶。天台宗の実質的な開祖。
●伝教大師:最澄。日本の天台宗の開祖である平安時代の僧。
●不動明王:五大明王の中心となる明王。憤怒の形相で、力ずくでも正道に導く。
●愛染明王:煩悩を昇華して仏道を歩ませる明王。愛情または、武勇の信仰が厚い。
●持国天、毘沙門天、広目天、増長天(四天王)
:天に住む仏教における、4人の守護神。東西南北の四方を護る。